同じ船に乗れ アウトゥオリ監督辞任報道

昨日、アウトゥオリ監督が辞任の意向との報道がスポーツ新聞でなされた
ギラヴァンツ北九州との試合終了後、選手を集めて表明したとのこと

そして今朝は別のスポーツ新聞が来季の監督候補としてセレッソOBの黄善洪氏と接触しているとの後追い記事を出した


 この間、クラブ側からこれについて何のコメントもなく、ファンサポーターにとっては真偽を確かめる術もなく、不安が募るばかり

今日の練習が午前10時から始まることを確認し、居ても立っても居られなくなり、舞洲に向かう

練習場に到着するとすでに多くのファンサポーターが観覧席に陣取っていた。みな、口には出さないが、自分の目でいまクラブに起こっていることを確認しようとしているようだった




10時40分頃、かなり遅れて選手たちがやってきた。その後、渦中(?)のアウトゥオリ監督が登場。ミーティングで何が話されたのかはわからないが、選手の表情は明るく、これと言って変わったところはないように見える

約1時間程度、ジョギングと体幹を鍛えるトレーニングであっけなく終了

この間、アウトゥオリ監督少し離れたところで選手を見ているだけで、あとは哲学者のように口に手をあてて考えごとをしているようだった

考えてみればこの時期、この状況で辞任はないと思う。これはもう常識としてのことだ

すでに第36節(ギラヴァンツ北九州戦)が終了し、残り試合がわずか6試合、勝ち点62。

順位は自動昇格圏内2位のジュビロ磐田と勝ち点差4の4位。PO圏内の6位までには入っており、最終的には悪くてもPO圏内に入る公算は高い

常日頃、監督は最終的にどの順位にいるかが一番重要とコメントしており、
どの順位であれ、その最終順位を見届ける責任が監督にはあると思う


アウトゥオリ監督は以前、クラブは選手とサポーターのものと発言していた

みんなセレッソという同じ船に乗っており、その船が嵐に遭いながらもJ1という島にたどり着けるのか、たどり着けないのかはいまはわからない

そんな状況で船長が真っ先に船から飛び降りるなんてことは許されるだろうか






昨季、3人監督交替を経験し、そのエネルギーのロスの大きさを身をもって知ったセレッソは今季どのような状況になっても監督を替えないという方針で臨むだろうと予想していたし、玉田社長の発言の端々にその覚悟が滲み出ていた

ここに来て、監督交替は絶対に避けなければならないと思っているだろう


泣いても笑っても残り6試合。すべての力を結集してその力を出し尽くしたものにしか、サッカーの神様は微笑まない

いま、こんなしょうもないことに関わっている場合ではなく、クラブは一刻も早く火消しに走り、次の試合だけに集中できる環境を整えるべきだ

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