少し前の話だが9月29日、大阪サッカークラブ(株)玉田社長と宮本代表理事によってキンチョウスタジアム改築計画(セレッソの森 スタジアム構想)の発表記者会見が開かれた
改築費用は50億円。クラブの営業収益1年分以上でかなり規模の投資だ http://www.mycerezo.jp/news/release/13/00004490/?p=1
http://www.mycerezo.jp/news/release/13/00004491/?p=1
この記者会見の前から新聞でも記事になっており、また、だいぶ前からネット上では話題になっていたので正式会見には驚かなかった。恐らく大阪市との根回しも終わり、この時期の記者会見になったと推測される
言うまでもなくセレッソ大阪はキンチョウスタジアムとヤンマースタジアムという他のクラブが羨むふたつのスタジアムを併用している。キンチョウスタジアムは専用スタジアムで20,000人、ヤンマースタジアムは陸上競技場であるものの40,000人以上の収容人数である。ふたつのスタジアムには専用性と収容人数という面で一長一短があるが各ホームゲームで予想される観客数によって使い分けることができる。(実際には今シーズンの京都サンガ戦でもキンチョウスタジアムが使われており、使い分けているように思えないが)
今シーズンのホームゲーム観客数は平均13,000人弱であり、収容率が45%
キンチョウスタジアムでも余裕のある観客数。勿論、今後、この観客数を増やすことがクラブの目標ということだろうが、それならばヤンマースタジアムを使用すればよい
玉田社長は理由としてJリーグのスタジアム基準に照らしてヤンマースタジアムはトイレの数の不足していることをあげている。たしかに同日に公表されたJリーグライセンス判定にはヤンマースタジアムがトイレの数が不足していると指摘している。しかし、その制裁内容(制裁内容って)は
対象スタジアム名を公表する
クラブはトイレの洋式化の計画または構想を2015年12月31日までに提出する の二項目である
そもそも、サッカー観戦においてトイレが混むというのはハーフタイムのみでそれ以外の時間帯ではヤンマースタジアムでも余裕がある
ヤンマースタジアムを設計したときには当然、トイレの数を十分に検討されているはずで、陸上競技に使用するには今の数でも十分なのだと思う。サッカー観戦という特殊性から一時的にトイレが混雑するのだ。これはこれで何らかの解決策があるように思う
改築費用を浄財に頼るということなのでその辺をきっちり説明できる説得性が必要だと考えるのだが
まぁ、一サポーターとしてはスタジアムが良くなることは嬉しいので、あまりあげ足をとりたくないし少ないなりにも自分ができる範囲で寄付したいと思っている
が、やっぱり本当の理由は新スタジアムを完成させたあちらのクラブを意識した?
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