０－２で完敗した
これで前節札幌戦に続き２連敗
ずるずると三位に後退
いつか来た道、いや、いつかではなく昨シーズン来た道とサポーターに不安をもたらす敗戦だった
何にも増して不安を増幅させるのは、選手たちが疲れているように見えることだ
特にキャプテン 柿谷選手は終始、精彩を欠いたように見えた
サッカーという競技は選手のコンディションの出来不出来がスタジアム全体に伝播し、試合そのものにも影響を及ぼすような繊細なものだと実感する
いままでにメンバーを固めるためにほとんど先発メンバーを替えずに戦ってきた
第１０節。この辺で疲れが出てくることも当然、想定されただろう
それに結果が出ている時でも、個人の技術によって相手との差を見せてきた訳で戦術、戦略がハマって勝ったというのはなかったように思う
皮肉なことに試合前に群馬戦での柿谷選手のスーパーゴールの表彰セレモニーが行われた
ある意味これから行われる試合を暗示していたのかもしれない
まだまだシーズンの１／４
６勝２敗２分は決して悲観される結果ではない
しかし、攻撃のかたちの見えない試合運びにはこの先、どうするつもりなのかと獏とした不安が募るばかりだ
責任感という覚悟を持ったキャプテンは後ろに下がって守備もしている
が、それでは相手からみればまったく怖くない
ディフェンスラインを切り裂くプレイこそが相手が最も脅威に感じるはずだ
あんなところまで下がらせてはいけない
終わったことをとやかく言っても仕方ない
中３日 ５月２日にはアウェイ 松本山雅戦がやってくる
扇原、玉田、清原といったいままで殆ど使われていない選手を使って事態を打開することこそがのぞまれる
打開策がないと昨年の轍をまた踏むことになる
３連敗は許されない
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