虹の彼方に 京都サンガ戦

後3時前に西京極に着いた時には、もわっとした京都独特の暑さが体に纏わりついた

これは後半勝負の消耗戦になるなと予想した

消耗戦になると気持ち強いものが勝つ

もう一歩、もう半歩足を出した方にイーブンなボールは必ず転がる

不思議だが、サッカーはそういうものだと思う



ATE2の最後列に並ぶとポツリポツリと雨。時折、ピカリと雷が光る

午後4時に一般席の解放が始まりまずはアウェイサポーターに近い場所を確保

午後6時のキックオフまでにはまだ2時間あるのでスタグルでスタミナ丼と生ビールで腹ごしらえ

席に戻ったぐらいから激しい雨が降り始め、慌ててポンチョを被る

ただの通り雨かと思ったが、降り続いた

なり長い間_____。


印象的だったのは、横に座ったセレッソサポーターが傘もささず、合羽も着ずひたすら雨の中で耐えている姿

J2で未だ自動昇格圏に抜け出すことができずにいるセレッソを思い

この試練を乗り切らなければ、J1へは行けないとばかりに敢て雨の中に身を置いているように見えた

修行僧のようだ



後6時キックオフ____。


この試合は田中、丸橋の両ユウスケが累積警告で出場停止

先発が予想された藤本選手も体調不良でベンチにも入らず、結局、茂庭ー山村ー山下のスリーバック

両サイドには左に関口選手、右に松田選手を配した

前半は京都も4-4-2のリトリートで様子を見ている感じで不安な守備をつかれるシーンはなかった


ールを支配しているとはいえ、セレッソも何回かあった決定機をものにすることはできなかった

0-0
この頃よくあるパターン

後半が始まると京都が前にパワーをかけだし、セレッソのパスが中盤でひっかかりだした

清原選手が負傷交代した直後の後半63分、65分、67分とわずか4分間の間にあっさり3点を献上




備の不安が的中

あぁーあ、ないわ
なんともやるせない気持ちが言葉になって漏れる

諦観が蔓延するなか京都までやってきたのだから、せめて一矢報いて欲しいと思う

75分、コーナーキックから山下選手ヘッド弾

70分とAT90分+4分に杉本選手のビューティフルゴール
で追いつく

くのサポーターの人たちとハイタッチ

ここまで粘り強いセレッソを見たことがなかった

雨の後に架かった虹の彼方に

どんな結末が待っているのか

まだまだ真夏のタフな戦いは続く






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