2017Season Episode33 ピンクに染めろ 川崎フロンターレ戦

1月4日
埼玉スタジアム2002に向かうために前泊した巣鴨のホテルを8時前に出発

駒込駅から東京メトロ南北線に乗り浦和美園を目指す

地下鉄に乗るとセレッソ川崎フロンターレのサポーターがチラホラ
ちらも目を合わせることもなく、沈黙が車内に充満する
このビックマッチの重要さを物語る静けさ
川崎フロンターレはシルバーコレクターと言われセレッソと同じくあと一歩で栄冠を逃してきたクラブの歴史がある
攻撃サッカーを標榜し、テクニックのある選手が多く在籍しており
ラブの醸し出す雰囲気もセレッソと似ている
よく言えば家族的で、親しみやすく、優しい

しかし、苛烈なプロの勝負の世界ではそれが仇となってあと一歩のところで栄冠を掴み切れない
この二チームが決勝に残ったということは勝った方が

の栄冠を掴むということだ
どちらもこのチャンスを逃したくない

今季リーグ戦では一勝一敗でともにホームで勝利している
9月末のアウェイ戦では5-1と川崎フロンターレが圧勝した試合は強烈な印象を残した


ール前でワンタッチでショートパスを繋いでくる
パスの出し手が追い越してまたパスを受けて、またショートパス
こちらからすると心臓が止まるようなサッカーをしてくる

準決勝ではガンバ大阪、決勝では川崎フロンターレ


戴冠のために乗り越えなければならない大きな試練
サッカーの神様は本当によい舞台を与えてくれる

それにしてもルヴァンカップは凄い大会だ
予選の間は平日に行われ、観客も少なく、リーグ戦よりも注目されない
れが勝ち進むと準決勝ぐらいから盛り上がってきて、決勝戦は地上波での放送があり、前夜祭やら、アンセムの生演奏やら、国歌斉唱やら
クラブは選手紹介の際に特別なビデオを用意し、サポーターはコレオを準備する
5万を超える観客__。
最高の舞台に変貌する

レッソはここまでルヴァン組と呼ばれるリーグ戦に出られないサブ組が中心となって戦い、
粘り強さと勝負強さで無敗で決勝まで勝ち進んだ
そして決勝戦はリーグ戦を戦っているベストメンバー
ベンチに入れないメンバーもいるルヴァン組に対して絶対に負ける訳にはいかないという思いが
発メンバー全員にあっただろう
さて、試合は思わぬ展開で幕を開ける___。
開始早々1分
丸橋選手が入れた山なりのスローイングを柿谷選手がフリック
相手DFがクリアを空振り
杉本選手が冷静に右足を振りぬき先制 1-0

い先制。10月に入ってからは春先の良い時のセレッソに調子が戻ってきており、こうした時間帯の早い先制パターンで最終的には逃げ切る試合が増えてきていた

以降はJ1屈指の攻撃力を誇る川崎フロンターレの攻撃に晒される
圧倒的なボール支配率とパスワーク
ールを回され、走らされるがルヴァン組流の対応で球際を厳しく、4-4-2、あるいは5-4-1で守っている
ボール支配率は約70%が川崎フロンターレだが最後の決め手を欠く
このまま時間は進み、相手の攻撃が単調になり、セレッソの守備陣が余裕を持ってディフェンスをしだす


ディショナルタイムに入り、92分のカウンター。清武選手のロングパスをゴール前に走り込んでいた水沼選手がラストパス、この時間でもまだ上がれる足が残っていたソウザ選手がキーパーを交わして勝利を決定づけるとどめの一撃 2-0
このまま、タイムアップ
セレッソは見事、胸に初めて☆をつけることに成功した
かしである
2月のサポコンで「リーグ戦は9位以上が目標。できれば何かひとつタイトルを取りたい」と話した尹晶煥監督
言ったことをひとつ、ひとつ実現いく手腕は恐ろしいほどである。こうなってくるとひとつとは言わず、天皇杯も頂きましょう、お願いします、尹監督

2017年ルヴァンカップ決勝 平成29年11月4日(土) @埼玉スタジアム2002 天候晴れ 13:09KO 観客
53,452人

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