2019Season Episode4 ロティーナ監督の毛布 名古屋グランパス戦

ルゴラッソの2018年イヤーブックにはロティーナ監督の面白い話が紹介されている
あるアルゼンチン人監督の言った言葉として「サッカーとは丈の短い毛布」だと比喩されたことをロッティーナ監督が語ったそうである。丈の短い毛布で寝ると足元を覆うと胸元や首元は冷気に晒される
た、上半身を覆うと足元は冷えたままで寒い
 攻撃に人をかけると守備が疎かになり、守備に人をかけると攻撃が成功し得点が入るという可能性は著しく低くなる
逆に言えばピッチの面積やプレイヤー数などがそういう矛盾を孕むように設計されているからこそサッカーという競技は
界中を熱狂させ続けるのだ
監督の仕事は毛布の丈や厚みを少しでも長く厚くすることと記事では書かれており、ロティーナ監督の監督感がよく知ることができる素晴らしい記事だ
3月2日 Jリーグ第2節
アウェイ名古屋グランパス
ロティーナ監督の毛布の長さや厚みを知りたくて遠征

めてパロマ瑞穂スタジアムに行ってみた
新幹線で行くと2時間半で行けるので9時半に着けた
名古屋の開幕戦ということですでに多くのホームサポーターが沿道まで溢れていた
もともと数多くの人が待ち列を作ろことを想定して作られた競技場ではないのだろう
うして初めて他チームのホームスタジアムに行ってみると翻ってわがホームスタジアムが如何に立地、アクセス、アメニティの面で恵まれているかを再認識させてもらえる

さて、試合であるが
前節の神戸戦とあまり変わらない印象だ


備時には5バックと中盤4枚で強固な鎖を張りめぐらしているが、ボールの奪ってからのカウンターでは枚数が足りず、前線選手の個人の能力に頼らざるを得ない

実際、都倉選手や柿谷選手の惜しいシュートシーンもあったもののシュート数はわずか4本
古屋の15本と比較すれば圧倒的に支配された印象が強い

あとでDAZNで確認したところセレッソのボール支配率が44%だったことが意外な程だ

結局、79分と92分に鎖が破られ、2-0で敗戦



ティーナ監督のピンクの毛布は今のところ、足元は暖かいが、胸元まで覆い切れていないようである

これから少しずつ少しずつ毛布の丈が長くなり、やがて体全体がすっぽり包まれることを願いながら名古屋の地をあとにした


2019明治安田生命J1リーグ第2節  名古屋グランパス 2-0 セレッソ大阪 平成31年3月2日(土) @パロマ瑞穂スタジアム 天候晴 14:03KO 観客19,861人

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