後半、アディショナルタイム3分もまもなく過ぎようとしている。京都のFKを跳ね返したボールを38番の選手が自陣から恐るべき速さでドリブル開始。二人のDFをぶっちぎり、シュート。その刹那___この日、何本もスーパーセーブを見せていた京都のGK上福元選手に阻まれた17歳の選手はピッチを叩いて悔しがる。J1リーグ第2節ホーム開幕戦、京都サンガとの試合は1-1の引き分けで終了。
北野颯太選手。数日前にクラブ史上3番目に若い年齢でプロ契約を勝ち取ったセレッソの新星である
今年、トップチームのキャンプに帯同し、TMで結果を残し二種登録され、プロ契約を結ぶ。開幕戦の横浜FMとの試合では10分間チャンスを与えられ、積極的にシュートを狙った。続くルヴァン杯ガンバ大阪戦では先発でツートップの一角を担いこの試合でも
しかし着実に実績を残し、監督の信頼と評価を得た。京都戦では後半57分から交代出場、プレイ時間を延ばした
選手データでは身長170cm、体重60kgとなっているが、胸で落とすポストプレイを見ているともう少し上背があるように見える。和歌山県湯浅の出身。小学4年生からセレッソの下部組織で育った。2年前にU23に出ていたのを思い出したがペナルティエリア付近でドリブルしているプレイが印象に残っている
クラブ関係者の話では17歳時点ではあの香川選手よりも上だという評価もあるとか。
セレッソ界隈がざわつくもの無理はない。期待はこの上なく高まるのだが、体つきはまだまだ細く、怪我をしないように順調に成長をしてくれることを願うセレッソの至宝であり、未来である
2022年2月26日(土)明治安田生命J1リーグ第2節
セレッソ大阪1-1京都サンガ
@ヨドコウ桜スタジアム 天候:晴 14:03KO 観客9,766人
↓ ↓ ↓ 公式記録はこちら
↓ ↓ ↓ ダイジェストはこちら
コメント
コメントを投稿
感想をおよせください