キンチョウスタジアムの時は西日が眩しかったが_おまけに席が出入り口のまん前なので風が通り抜ける。あれこれ考えてベンチコートを選択。「今日は寒いね」スタジアムに着き、お隣のおじさんが挨拶。「私も着込んできました」と私。バックスタンド側が西日で照らされているのを見ながら、「やっぱり、あっちはあったかそうやね」
J1リーグ第3節ホームFC東京戦。ルヴァン杯予選は二連勝と好調だが、リーグ戦は二引き分け。次節がアウェイ清水戦_お互いアウェイでの相性がとてつもなく悪い「内弁慶対決」であることを考えるとこの試合は何としても勝ちたい。と思っているとコイントスで選択権を得た東京は通常と反対のピッチを選んだ。そういう細かいところも勝敗の綾なのだろうが、後半、自陣サイドに攻めてこないというのは盛り上がらないので止めて欲しい。まぁ、ルールなので仕方ないが。直前までコロナ禍に見舞われていた東京としても、是が非でも勝ちたい一戦という勝負に対する執着の現れか。
果たして試合は__東京の強烈なプレッシングに晒され、セレッソは思うようにボールをゾーン3まで運べなかった。東京の選手はセレッソの選手よりも一回り大きく、セレッソがプレスをかいくぐろうとしても、潰されてしまう。逆にセレッソの前からのプレス全然はまらないし、セカンドボールも取られる。「ぜんぜん、こっちに来んやん」。殆ど、シュートを打つチャンスもなく、先発した「桜のワンダーボーイ」北野選手も持ち味を生かせない。
何もさせてもらえないでイライラしていると前半22分。セレッソの右サイド。強い当たりでボールを奪われ、最終ラインがスライドして対応しようとしたところ、横パスを出され一人余ったフリーWGに決められた。綺麗に崩され0-1。前半はこのまま、終了。
そして後半開始から山中、上門選手を投入。上門選手はルヴァン杯で北野選手と2トップを組んでおり、いい連携を見せていた。これは期待できる。そして期待通り、セレッソにチャンスが広がり、シュートを打てるようになる。途中、相手選手の二枚目のイエローもあり、数的有利になった。
勝ちたい、最低でも引き分けと思ったが、攻勢に転じたセレッソは守備に徹した東京を最後まで崩すことができず、0-1で悔しい敗戦。
スタジアムを出ると辺りはすっかり暗くなっており、人並みに揉まれながら鶴ヶ丘駅まで速足で進む。季節外れのベンチコートがほどよく感じられたのは何も気温のせいだけではないようである。
2022年3月6日(日)明治安田生命J1リーグ第3節
セレッソ大阪0-1FC東京
@ヨドコウ桜スタジアム 天候:晴 16:03KO 観客8,185 人
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