2022Season Episode6 季節外れのベンチコート FC東京戦


曜日の16時開催という中途半端な時間帯。土曜日にして、せめて日曜日ならもう少し早くと。悪態をつきたい気持ちを抑えながら自宅を出る。3月初旬の昼間、冷たい風が頬にあたり、家に戻りベンチコートを着込む。流石にベンチコートはと悩んだが、ヨドコウ桜スタヂアムに新装されメインスタンドが反対の西側になり日が照らない_
ンチョウスタジアムの時は西日が眩しかったが_おまけに席が出入り口のまん前なので風が通り抜ける。あれこれ考えてベンチコートを選択。「今日は寒いね」スタジアムに着き、お隣のおじさんが挨拶。「私も着込んできました」と私。バックスタンド側が西日で照らされているのを見ながら、「やっぱり、あっちはあったかそうやね」

1リーグ第3節ホームFC東京戦。ルヴァン杯予選は二連勝と好調だが、リーグ戦は二引き分け。次節がアウェイ清水戦_お互いアウェイでの相性がとてつもなく悪い「内弁慶対決」であることを考えるとこの試合は何としても勝ちたい。と思っているとコイントスで選択権を得たは通常と反対のピッチを選んだ。そういう細かいところも勝敗の綾なのだろうが、後半、自陣サイドに攻めてこないというのは盛り上がらないので止めて欲しい。まぁ、ルールなので仕方ないが。直前までコロナ禍に見舞われていたとしても、是が非でも勝ちたい一戦という勝負に対する執着の現れか。

たして試合は__の強烈なプレッシングに晒され、セレッソは思うようにボールをゾーン3まで運べなかった。の選手はセレッソの選手よりも一回り大きく、セレッソがプレスをかいくぐろうとしても、潰されてしまう。逆にセレッソの前からのプレス全然はまらないし、セカンドボールも取られる。「ぜんぜん、こっちに来んやん」。殆ど、シュートを打つチャンスもなく、先発した「のワンダーボーイ」北野選手も持ち味を生かせない。

もさせてもらえないでイライラしていると前半22分。セレッソの右サイド。強い当たりでボールを奪われ、最終ラインがスライドして対応しようとしたところ、横パスを出され一人余ったフリーWGに決められた。綺麗に崩され0-1。
前半はこのまま、終了。

して後半開始から山中、上門選手を投入。上門選手はルヴァン杯で北野選手と2トップを組んでおり、いい連携を見せていた。これは期待できる。そして期待通り、セレッソにチャンスが広がり、シュートを打てるようになる。途中、相手選手の二枚目のイエローもあり、数的有利になった。

勝ちたい、最低でも引き分けと思ったが、攻勢に転じたセレッソは守備に徹したを最後まで崩すことができず、0-1で悔しい敗戦。

スタジアムを出ると辺りはすっかり暗くなっており、人並みに揉まれながら鶴ヶ丘駅まで速足で進む。季節外れのベンチコートがほどよく感じられたのは何も気温のせいだけではないようである。

2022年3月6日(日)明治安田生命J1リーグ第3節  
セレッソ大阪0-1FC東京
 @ヨドコウ桜スタジアム 天候:晴 16:03KO 観客8,185 

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