2022Season Episode15 ウェルカムクラップ、幸せな結末 サガン鳥栖戦

 

せな結末。この選手にあんなゴールを決められたんなら、仕方がない。そう思える藤田直之選手のスーパーなゴールであった。
_ゴールデンウィークを利用しての鳥栖遠征。コロナ下の制限規制がない久しぶりの長期休暇を楽しもうと午前8時の新大阪駅はごった返していた。ほぼ満員ののぞみに乗って博多駅に向かう

多はこの日、3年ぶりに「どんたく」が開催されるとのこと。ここもいままでコロナ禍での閑散を忘れたかのように人々が楽し気に話しながら行きかっている。宿泊予定のビジネスホテルにチェックインした後、博多駅に戻り、快速に乗り約30分。鳥栖駅はのどかな空気に包まれた駅だった。そしてホームから見える駅前不動産スタジアムの威容。
札口を出る時に「スタジアムにはこちらの出口でいいですか」と駅員さんに聞くと笑いながら、「出口はここしかありません。」
それでも改札を出て歩道橋を渡ればよいと教えてくれた。
スタジアムに着くとたくさんの人があちこちに列をなしているのだが、スタッフの人は少なく、規制のロープや柵もない。それでも鳥栖のサポーターやファンは友達や

人や親子連れなど、一緒に来た人たち同士おしゃべりしながら列が動くのを待っている。私も一番、最後尾と思われるところに並んだ。ようやく列が動き出したが、スタジアムを取り囲むように蛇行した列が折返しをつくっている。これだけ誘導員がいないと大阪ならズルをする人がいてトラブルになりそうなものだが、整然の進んでいく。誘導員、必要ないのかと感心する。
日の試合では来場者にユニフォームのプレゼントがあるらしく、入場口でアウェイユニを着ている私にも手渡された。「あぁ、くれるんや」とありがたく「17」サガンティーノのユニフォームを頂戴した。_選手たちのウォーミングアップが終了し、スタジアムDJが盛り上げる。
「スポーツは相手をリスペクトすることが大切。さぁ、サガンティーノのみんな、まずはセレッソサポーターに大きなクラップをしてくれ」_DJの掛け声で
これも事前に配られたハリセンでスタジアム中に響き渡るクラップが打ち鳴らされた。ウェルカムクラップとも言うべき歓迎の意を表わした手拍子、拍手。素晴らしい

合が始まり、ゲームを支配したのは鳥栖。3-4-2-1の鳥栖のシステムに対して、加藤、山田の2FWの前プレがかからず、ボールを運ばれる。特に3バックの左右CBが攻撃参加してくることがあり、全く捕まえきれずピンチになった。鳥栖はリスクを負って攻撃をしかけれてくる。それでも何とか凌いで前半は0-0
半も鳥栖が優位に試合を進めているように見えたが、先制したのはセレッソ。キムジンヒョンのGKをメンデスがフリック。パトリッキが前に運んでマイナスのボールを中央に戻す。走り込んできたメンデスがシュート。鳥栖のDFの手に当たった。PK獲得。73分、メンデスがしっかりこれを決めて0-1。こうなると硬い守備のセレッソ。逃げ切れるかと思ったが___

度目かの鳥栖のCK。途中出場の藤田がクリアボールのこぼれを効き足と反対の左足でシュート、セレッソゴールに突き刺した。このゴールは本当に反対側で見ていても突き刺さったとわかるシュートであった。
83分、去年までセレッソに在籍していた藤田選手の同点ゴール。1-1。試合はこのまま終了


ェルカムクラップで始まったホスピタリティたっぷり目の鳥栖の地での試合は、結末も藤田選手にやられるというセレッソ側にも配慮した両者がええ感じの幸せな結末を向かえたのであった。


2022年5月3日(火)明治安田生命J1リーグ第11節  
サガン鳥栖1-1セレッソ大阪
 @駅前不動産スタジアム 天候:晴 15:03KO 観客14,055 

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