2022Season Episode21 デジャヴ 湘南ベルマーレ戦

 

月初旬にしては随分暑く、日差しが強い土曜日。16時キックオフ。この日はセレッソショップの横に5月に急逝された元セレッソの選手、ユースコーチだった宮本卓也氏の献花台が設置されるので、少し早めに家を出て近くのお花屋さんに行き、事情を説明して花を作ってもらった。どんなお花にしましょうか?

ンクの花は必ず入れてください。スタジアムに着き、献花台に花を手向けてから、席に着いた。宮本さんの現役時代を知らないので、知っている人に聞いてみた。
「私らはミヤタクと呼んでたよ。ずっと試合で出ている選手じゃなかったけど、たまに出ていた準レギュラー級の選手やった。体は小さかったがファイターやったわ」_合掌
物を置いてから、一旦、スタジアムを出て、スタグルに昼飯を食べに行く。最近、気に入っているCUCI奈良さんのスパイシーポークオーバーライスと生ビール。

日陰を探して陣取る。パンチの効いたオーバーライスを頬張り、生ビールで胃に流し込む。やはり、美味しい。

飯を食べ終わると、スタメンを確認。どんな試合になるか予想してみる。この時間がまた楽しい。今日の試合はルヴァン杯のプレーオフステージの第一戦。この試合の後、一週間後に今度は湘南ホームで第二戦が行われる。グループステージの勝ち抜け方法というのはホームアウェイの二戦を行って①勝利数の多い方 ②二試合の得失点差 ③アウェイゴール数...の順で決定される。つまり、1勝1敗、得失点差も同じになった場合、アウェイゴール数が多い方が勝ち抜けとなるので、勝ち抜けるためにはホームで勝つことは勿論なのだが、失点しないことも非常に重要になってくる。また、この日のように暑い中、消耗戦が予想され

合をどうコントロールしていくかが問われる試合になってくる。そうこう予想していると選手のウォーミングアップの時間になったので席に戻った。
_果たして試合は
やはりセレッソは守備のリスクマネジメントに重点を置いており、前プレよりもリトリートで4-4-2の帰陣。攻撃はロングボールを多用、しかしなかなかシュートまでいけず3本。
湘南も同様にシュート3本で決定的なチャンスはない。ヨニッチは勿論、左CBに起用された鳥海選手が出色の出来。ほぼパーフェクトに湘南FWを抑えた。前半は0-0。

ーフタイムにはこの春にスイスグラスホッパーに移籍した瀬古歩夢選手が突然の移籍で挨拶できなかったので、欧州リーグ終了したこのタイミングでの挨拶となった。
セレッソはいいサッカーをしてるので小菊さん、すごいなって」
「もっともっと欧州で活躍してセレッソから来た瀬古やぞってみんな知ってもらうので、皆さんも僕のことを応援してください」と前回の坂元選手の挨拶とはまた違った瀬古選手らしい挨拶だった。

_後半。湘南は選手交代で攻撃の活性化を図る。
お互いにギアが一段上がった感じがした。セレッソ56分、Bメンデスに代わって加藤を投入。何度も裏抜けを試みる。得点の匂いが_しかし両チームお互い得点できず。
0分経過。試合時間も残り10分とアディショナルタイム。そろそろ得点しないとヤバいと焦りだした81分。
右CK。キッカーは清武。精密機械のような精度で放たれたキックに鳥海がドンピシャのヘディングシュート。

ゴール。咄嗟にこれ、以前にも見たなとデジャヴを感じた。昨季の7月17日ヴィッセル神戸戦での敗戦濃厚な試合終了間際での鳥海の同点ヘッド。

鳥海選手、この日は守備も完璧。頼りになる男である。

2022年6月4日(土)YBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第1戦 
セレッソ大阪1-0湘南ベルマーレ
 @ヨドコウ桜スタジアム 天候:晴 16:03KO 観客6,246 

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