2022Season Episode26 激勝 ガンバ大阪戦

互いにチーム状況や順位や過去の成績や...そんなものは一切関係なく目の前の一試合に賭け、絶対に勝利しなければならない。それが大阪ダービーだ。

J1リーグ第22節アウェイガンバ大阪

ナソニックスタジアム吹田は今年からビジター席がゴール裏の2階のみになってしまった。普段はゴール裏で観戦することはないのだが、早々にチケットを購入した。他の席種は空席もかなりあったのでもう少し見やすいところにビジター席を割り当ててもらえればよいと思うのだが、相手の営業方針なのだからしょうがない。
し暑さの残る15時半頃、家を出て2時間かけて万博記念公園駅に到着。途中コンビニで買ったおにぎりふたつを夕暮れのエキスポシティの前に腰をおろして食べた。腹ごしらえを終え、パナソニックスタジアム吹田に到着。
やはり大阪ダービーは他の試合とは違い試合前から期待感、緊張感がMAXになる。

の感覚を味わいたくて大阪ダービーを見に来る人も多いのではないか。来季は是非ともビジター席の割り当てを増やして欲しい。さて試合であるが。戦前の予測では試合開始からセレッソがある程度、ボールを握れて試合をコントロールできるのではないかと思っていた。

際には試合開始早々、ボールを握ったのはガンバだった。夏の補強で獲得した鈴木武蔵にロングボールを当て、二次攻撃とセレッソが押し込まれる時間帯が続く。セレッソは緊張からか少し硬かった。そして押し込み続けたガンバにとって理想的なかたちで先制点が入る。17分、CKからCBクォンギョンウォンがヘディングでネットを揺らした。

のひとつ前のプレイでも同じ選手の同じようなプレイ_CKからヘディング、これはクロスバーに直撃_があったので、修正が効かなかったのは少しもったいなかった。追いかける展開のセレッソはビルドアップに鈴木徳真をCBの間に下ろすダウンスリーに変える。松田、舩木の両SBを前に押し上げてクロスを入れるかたちをつくる。30分過ぎ当たりから漸くいいかたちでの攻撃。松田のクロスに加藤がヘディングで合わせるという攻撃が出てくる。しかしながらGK東口に防がれて前半は1-0ガンバがリードで終了。やはり、大阪ダービーは難しい。後半開始からもセレッソがボールを支配。ガンバが5バックで守備陣形を組むため、両SBが幅を取ることはたやすい。そして待望の同点弾は52分。SH為田がハーフスペースの中盤に降りてきた。ボールを持っていたGKキムジンヒョンがそれを見逃さずパス。反転してドリブルを開始、加藤に当ててリターンを受け直し、倒れ込みながらスルーパスでゴール前の山田に通した。山田のシュートが決まる。1-1の同点。

日前の天皇杯でも決勝点を決めた為田選手。相手の意表をついたプレイで同点弾を演出。その直後の54分、ガンバはこれもこの夏補強した食野選手を、60分に倉田、坂本選手を投入。セレッソは上門、ブルーノメンデス、ジェアンパトリッキ選手を投入。

いよいよ決着を着ける時。


ンバも選手交代で息を吹き返す。
特に食野選手は危険な選手だ。63分オフサイドになったシーンなど二度ほどシュートを打たれたがあぁ、ヤバいと思わず周りから声があがるプレイで肝を冷やした。
残り10分になってからはガンバがボールを支配する時間が続き押し込まれたが_90分遂にその時がやってきた。自陣でボールを回収した舩木がパトリッキに。ブルーノメンデスにパスしてリターンを受けてドリブル開始。上門と北野が猛然とゴール前に走る。パトリッキの前を走っていた上門がレーンを外れて前が空いた。パトリッキ渾身のシュート、すごい勢いのシュートがポストに当たってゴールに吸い込まれた。

分間のアディショナルタイムをなんとかしのいで勝った。これで川崎に続いて、ガンバにもシーズンダブルを達成。

帰り道_大勢の観客がスタジアムのぐるりを回り、階段を上り降りし30分ほどかけて万博記念公園駅に向かう。
蒸し暑さのなか、9時まで観戦してテクテク歩く道すがらセレッソユニを着た男性が「なんか、身体が軽いわ」とつぶやく。そう、勝った側はいつもそうなのである。

2022年7月16日(土)明治安田生命J1リーグ第22節
ガンバ大阪1-2セレッソ大阪
 @パナソニックスタジアム吹田 天候:曇 19:03KO 観客22,531 

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