前の公式試合から2週間以上空いて行われた2位サンフレッチェ広島との上位対決。アウェイでは負けているので何として雪辱を果たし、上位戦線に残っていきたい6ポイントマッチ。広島はセレッソと似たチームだと思う。
FWの前からプレスが強烈なディフェンス。終盤まで衰えない運動量。多彩な攻撃のバリエーション。
現在、2位を快走しているのがわかる完成度の高いチームである。よく就任1年目のドイツ人スキッペ監督が短期間の間にこれだけのチームを作ったものだと敵ながら感心する。広島からアウェイゴール裏にやって来たファン・サポーターの数から今年のチームへの期待度が伺える。試合は_
セレッソが20分過ぎの飲水タイムまでほぼゲームプラン通りに進めていた。
がしかし_飲水タイム明けの最初のプレイ。パワーをかけてきた広島はセレッソ陣深くに侵入しWG柏がクロス、大外のWG茶島がヘディングに押し込まれる。この試合、最初のシュートがセレッソゴールに突き刺さった。
直後、広島ゴール前、ライン間で鈴木が上手く受けてラストパスを裏に抜け出した加藤に出そうとしたが佐々木にカットされた。その数分後、今度はゴール前の混戦からこぼれたボールが松田の前に。ふわりとしたボールをフリーの為田にパス。為田がボレーシュートを放つもGK大迫にセーブされた。前半は0-1で折り返す。
全体的にやれているのだが、得点が入らない。後半63分。いつものように攻撃陣を毎熊、加藤、上門から北野、山田、パトリッキに替えて攻撃の強度を保ち、バリエーションを変える。さらに75分、約2ヶ月ぶりに清武が復帰。
前がかりで攻めたが、逆に81分、90+10分と連続失点。0-3での敗北となり、これで広島にはシーズンダブルを食らう結果となった。
また、ルヴァン杯、天皇杯にも勝ち残こっている。
試合が終わり、悔しそうな表情を浮かべた小菊監督はそれでもホームスタンドに向かって何度も深々とお辞儀をした。すでに監督の頭の中では今日の試合を反芻し天皇杯で再び相まみえる広島に対しての策を練っているはずである。
われわれのコギク期待値はまだまだ上昇する。
2022年8月27日(土)明治安田生命J1リーグ第27節
セレッソ大阪0-3サンフレッチェ広島
@ヨドコウ桜スタジアム 天候:晴 19:03KO 観客12,698人
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