2023Season Episode13 例の病(やまい) ガンバ大阪戦

 

元玉串川ほとりの桜は八分咲き。この日は残念ながら朝からあいにくの雨。
今年は例年より2週間程度早い気温で推移したため、過去最速の早さで満開を迎えたと各地から桜の開花だよりが届いたが、玉串川の桜も寒そうだった。今年初めての大阪ダービーはアウェイでのルヴァンカップグループステージ。

季に続いて今季もルヴァン杯グループステージで同組となったため、リーグ戦とルヴァン杯で4試合戦うことになった。
雨に煙るパナソニックスタジアムはいつもの通り、試合前から両チームのゴール裏スタンドがヒートアップ。これぞ大阪ダービーという空気を作り出していた。



レッソの先発メンバーは先週のリーグ第5節 川崎フロンターレ戦から二人変更。CF加藤→レオセアラ、LWG為田→北野だった。今季からスペイン人監督ダニエル ポヤトスが率いるガンバセレッソと同じ4-3-3のシステムでボールを丁寧につなぐサッカー。リーグ戦では未だ勝ちがなくこちらも調子が出ていないようだが、どんなサッカーをするのか興味深く観戦。前半、主導権を握ったのはガンバ

ンバは守備時、ファーストディフェンダーはCF鈴木だけであるのでセレッソのビルドアップのコースにさほど制限はかけれておらず、中盤に5枚をバランスよく配置することにより中盤で引っかけてACダワンがボールを左右に散らしながらセレッソの守備体型を崩していく戦術。そして、


半、自分たちがやりたいことが出来たのはガンバ。シュート数もガンバ6本、セレッソ2本、CKもガンバ5本、セレッソ1本。セレッソは期待の北野があまりよいところが出せず、香川もビルドアップ時にはいつものように鈴木の横で受けてボールを前線に配給するが効果的な攻撃は出来なかった。ただ、ジンヒョンのビックセーブもあり、前半は0-0で終了。
後半開始。先制したのはセレッソガンバのパスミスを見逃さず、毎熊がドリブルで独走。そのままシュート、0-1。


れでも解説のキバさんも言っていた通り、崩されて点を取られた訳ではないので、ガンバの選手にダメージはそこまでない。

むしろ今のサッカーを続けていれば得点のチャンスがあるのはガンバだと思いながら現地で観ていた。
ダワンにボールを左右に散らすされるとセレッソの選手は右へ、左へスライドを余儀なくされる。

これだけ走らせると、試合の最終盤、セレッソは例の病(やまい)が出るんじゃないかと心配になる。早く2点をとって安心させて欲しい。


点の威力か?得点直後は松田、山中の両SBが高い位置をとり、ガンバ陣に押し込む場面もあった。63分に北野→為田に交代してからは山中、為田の連係がよく、左サイドからの攻撃が活性化し、レオセアラ、香川とシュートを打つ場面もあった。ここで追加点をとれていれば...。
点リードで進んだ試合。
アディショナルタイム90分+1分。恐れていた例の病気が出た。くさびのパスを入れられ食野にシュートを決められる。

やろうとしてことは1点を守るのではなく、2点取ろうということだったと思う。それにしてもこれだけ続くと愚痴の一つも言いたくなるが、冷たい雨に身体を冷やしながらカッカした頭も冷やした。

あと、レオセアラ選手はだんだん周りと合ってきて前線でボールキープも出来ている感じがしたので、次節横浜FM戦で恩返し弾を期待したい。

2023年3月26日(土)2023年YBCルヴァンカップグループステージ第2節
ガンバ大阪1-1セレッソ大阪
 @パナソニックスタジアム 天候:雨 15:03 KO 観客26,110

↓ ↓ ↓  公式記録はこちら

↓ ↓ ↓  ダイジェストはこちら

↓↓↓  Backstage Passはこちら


↓↓↓よろしければクリックをお願いします、励みになります

コメント