暮れなずむスタジアムに
さぁ、ゆけ、リク
ごぉーぉー
サイドを突っ走れマツダリク、マツダリク
松田陸選手のチャントが謳われた。
松田陸選手_セレッソ大阪に2016年、本日の対戦相手であるFC東京から移籍後、7年間リーグ戦はほぼ全試合に出場している。
代えのきかない不動のRSBであった。今季は福岡からRSHのクルークス選手が加入。昨季まで同ポジションを務めていた毎熊選手が一列下がるかたちとなり、松田選手との激しいポジション争い。毎熊選手と松田選手では全く持ち味が違うので単純に比較できないが、いままで毎熊選手がレギュラーの座を射止めているのは右サイドでの攻撃のバリエーションをつけたいという首脳陣の意向があるように思う。リーグ戦でなかなか思うような結果が得られたないなか、満を持しての松田選手の先発。
松田選手で何よりも印象深いのは当時、J2にいたセレッソ大阪に入団してきた時に話した言葉。
「小さいころから親しんできたセレッソがJ2にいるなんて考えられない。自分の力でJ1に昇格させる」というようなことだったと記憶する。
その時はどこまでセレッソとの関わりが深いのかわからなかったが、その後、幼年期に双子の弟、松田力選手(現愛媛FC)と一緒にロビーと記念撮影をしている写真を見て、本当に小さい時からセレッソの試合を見に来ていたことを知った。近年、複数のセレッソユース出身の選手が移籍してしまった時に「セレッソを出ていったことを後悔させられるほどのクラブにしたい」とも。セレッソ愛の深い選手である。
7年間ずっとレギュラーだったのだが、無口でシャイな性格のせいなのか、はたまたSBというポジションのせいで試合後のインタビューで取り上げられることが少ないためか、あまりその人となりを知る機会がなかった。(インタビューを受けているのを見た記憶がない。)
スローイングになった時、なかなか投げずに少しずつ前に移動していき、審判に注意され、元の場所に戻される。
相手選手と小競り合いになった時は顔をひっつくぐらい近づけてメンチを切る。
などはマツダリクあるあるである。
この試合でも前半16分、相手のボールを奪ってから相手のSBが上がっているのを見て絶妙のスルーパスを舎弟 加藤選手に出したのは激熱であった。試合は今季初勝利。やっぱり、セレッソの右にはリクがいなければと思わせるに十分な活躍であった。_マツダリクNight。
2023年3月8日(水)2023年YBCルヴァンカップグループステージ第1節
セレッソ大阪1-0FC東京
@ヨドコウ桜スタジアム 天候:晴 15:05 KO 観客10,615人
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