2023Season Episode14 花見。そして、むしのいいゲームプラン。 横浜Fマリノス戦

 

月1日開催のJ1リーグ第6節ホーム横浜Fマリノス戦は16時試合開始。デイゲームにしては珍しく少し遅い時間に予定されたため、長居公園の満開の桜の下で花見をすることに。早くに家を出て、天王寺の百貨店地下売り場で弁当を買い込み、正午を少し過ぎた頃、地下鉄御堂筋線で長居駅到着。途中のコンビニで買った缶ビールと件の弁当を手に桜のよく見えるベンチに陣取った。

でに花見をしている人たちがそれぞれの弁当を広げ、犬の散歩やジョギングをしている人、往来をしている人たちを眺めながら、花見を楽しんでいる。今年はかなり早い満開。更にこの日は25度まで気温が上昇し、日差しを真正面に受けると眩しく、汗ばむ。

弁当をパクつきながら、これじゃ入学式まで持たないなと独り言ちる。小学生の入学式と言えば親子で桜の下での記念撮影が今も昔も定番だと思うが、今年は入学式までに葉桜になってしまうので、満開のうちに記念撮影だけを済ませる家族もいると聞く。

でアルコールの周りも早いようで、食事が終わり、持ってきた文庫本を開けていると、睡魔に襲われる。
ゆったりとした幸福な時間は2時間で終了。

サッカー観戦モードに切り替えて、コーナンゲートに。この日の試合はスポンサーであるカプコン様のサポーティングマッチ。ゲームキャラクターをあしらったベースボールシャツを入り口でいただく。これさえあれば、この日初めて応援に来た人は次回以降も応援グッズとして着れるし、なによりこの試合で圧倒的ホーム感が演出できる。ほんとにありがたいプレゼントだ。
て、肝心の試合である。昨季王者の横浜Fマリノスセレッソはこの相手を得意としており、特にホームでは過去直近の9戦は負けていない。
【プラン1】これだけ暑くなると、レオセアラ選手が恩返し弾で爆発してくれるのではと期待する。【プラン2】それと例の病気があるので、出来れば試合終盤までに2点差以上差をつけておきたい。誠に手前勝手なむしのいいゲームプラン。

発は8日前のルヴァン杯大阪ダービーから1枚、北野→為田を変更。それ以外は変更なく現時点ではベストな布陣。
 ⚽前半6分53秒
セレッソは難しいことはせず、FW、MFでハードプレスをしてボールを奪ってカウンター。香川がボールサイドから逆サイドに振る。最終的にはレオセアラにボールを集めようとしていた。

方、マリノスは、相手選手の隙間、隙間に入ってきてボールを回す。
 ⚽前半10分
この試合、何回か左SBの永戸がセンターサークルに入ってきて前線にパスを供給する偽SBの動きを見せており、セレッソからすると捕まえきれずやっかいだった。

制したのはセレッソ。16分、山中のコーナーキックからレオセアラがヘディング、相手CBに当たってコースが変わった。その前のフリーキックでもレオセアラがGKがギリギリ触ったヘディングシュートを放っているので、レオセアラをターゲットと最初から決めていたのだろう。レオセアラが点を決めるという試合前に想定した【プラン1】、よし。


く2点目。これもレオセアラ。35分、マリノスのボールを回しを鈴木がカット。レオセアラにパス。レオセアラが前線に運ぶ。相手CBに身体を当てられるがさすがの体幹の強さ。倒れないで、奥埜にパス。奥埜が羽毛のような優しいタッチの浮き球に再びレオセアラが頭でズドン。2-0【プラン2】も完了。上手くいきすぎで怖い。


の後、反撃に出たいマリノスはボールを支配。44分には水沼がパスを中央に差し込み、ロペスが振り向きざまシュート。ネットを揺らすがこれはオフサイド。助かった。
前半、危ないながら2-0で乗り切る。後半も出来るだけ長い時間、2点差をキープしたい。
ハーフタイムにはセレッソ大阪堺レディースの選手たちが挨拶。この日からセレッソ大阪ヤンマーレディースにチーム名が変更、WEリーグへの参入の挨拶が行われた。

負の後半。セレッソは無理をする必要はない。できるだけ長い時間この状態を保ちたい。
セレッソは4-1-4-1のミドルブロックで中盤で引っかけてカウンターというのが後半、より鮮明になった。一方、マリノスは両SBが幅をとり、サイドからくさびのパスを中央に差し込んでくる。



2分 セレッソ失点。左サイドを破られて守備に戻ってきた途中交代の喜田の足に当たり、オウンゴール。
「今日はちょっと、早いな。あと10分以上あるやろ。守れるか」と突如、急激に不安になる。

ここで小菊監督が動く。松田に代えて進藤を入れて、今季初めて5-4-1の5バックにして逃げ切りを図る。


長い長い10分を耐えて2-1で勝利した。これでリーグ戦は2勝2分2敗、得失点差0。公式戦は5試合負けなし。開幕から少し躓いたがこれから4月反転攻勢に向かう。

その他雑感 花見している時に考えたむしのいいゲームプランがそのまま現実に。チャンピオンチーム相手に会心の勝利だった。小菊監督が最終盤の守備で5バックという答えを提示してくれたのは今後に明るい見通し。途中でキャプテンマークを巻いた香川選手は現地で見ている時は目立っていないなあと思ったがあとで映像を見返してみると局面、局面で効いていたし、90分フル出場できたのも好材料。
4日後にはルヴァン杯グループステージ第3節京都サンガ戦が行われる。リーグ戦とは別のメンバーになると思うが、勝利をものにして更に波に乗りたい。

2023年4月1日(土)2023年明治安田生命J1リーグ第6節
セレッソ大阪2-1横浜Fマリノス
 @ヨドコウ桜スタジアム  天候:晴 16:03 KO 観客18,955

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