ルヴァンカップグループステージ第5節アウェイFC東京戦。1勝1分2敗のセレッソはグループ内最下位。グループステージ突破のために是が非でもこの試合は勝たなければならない。昨年、一昨年と2年連続準優勝という結果であったので、グループステージ突破はなんとなくいけるだろうと思っていたが現実的には京都にホーム、アウェイと連敗した時点でかなり厳しくなった。それでもこの試合に一縷の望みを残す。
⚽スタメン⚽
3日前のリーグ戦第14節湘南戦より、加藤、進藤を除く、9枚を代えてきた。GKヤンハンビンはJリーグデビュー戦。ベンチには阪田や先日、来季加入が発表された特別指定の奥田勇斗が入っている。初見の彼らのプレイをみるのもカップ戦の楽しみのひとつである。⚽前半1分⚽東京の守備
セレッソのシステムは引き続き4-2-2を継続。東京の守備はペロッチ、渡邉、DオリベイラでセレッソCBをけん制しつつ、中を締めてボランチに入らないようにする。セレッソはSBから東京CBの背後にロングボールを蹴って、加藤、上門を走らせる。
⚽前半7分⚽セレッソの攻撃
セレッソは東京の背後を狙って鈴木からカピシャーバのスピードを活かす一本のパス。舩木も内側を並走して最後、スライディングしながら折り返した。24分にも同じようなかたち。松田から対角のロングボールをカピシャーバがヘディングで折り返し、ハーフスペースをロングランしてきた舩木がシュート。しかし枠を捉えることは出来なかった。ここまでセレッソが優勢に試合を進めている。なんとかいい時間帯に得点が欲しいところだが...前半は0-0で終了。スタッツはシュート数(枠内)セレッソ:東京=8(4):4(0)、CKが同、5:1と圧倒していた。何度かあったカピシャーバのドリブル突破はチートだった。そして後半開始_
⚽後半開始⚽セレッソの奥田勇斗登場
後半開始。両チームとも二枚替え。加藤→レオセアラは次節のリーグ戦の負担を考えて45分ずつの分担となったと思う。そして注目の奥田が松田に代わって入った。ガンバ育ちの大学4回生は一体、どのようなプレイを見せるのか。ピッチに入る時、笑顔をみせており度胸もある。
【雑 感】
・試合通してのスタッツはシュート数(枠内)セレッソ:東京=12(8):12(2)、CKが同、7:5。シュート数は12で同じだったので後半、東京がかなり盛り返した印象。・前半のカピシャーバ選手はキレッキレだった。リーグ戦でのスタメンを期待する声を上がると思うが、守備面を考えて今後もスタメンは慎重なんじゃないかという予想する。
・GKヤンハンビン選手はJデビューをクリーンシートで終える。FC東京の枠内シュートが2本だったこともあり、大ピンチは少なかったが無難にこなした。中盤につけるキックも正確で使える目途がついたのではないか。
・注目の奥田選手は後半開始から投入された。攻撃面では良いところを出していたが、課題は守備面か。何度か守備で食いついて剥がされピンチになりかけたが、味方選手のカバーで事なきを得た。特にFC東京俵積田選手とのマッチアップは激熱でこの試合の見どころだった。
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