2023Season Episode37 Osaka is Cerezo ガンバ大阪戦

 

023年シーズンのJ1リーグも最終盤の第31節、ホームガンバ大阪戦。試合開始から3時間前の午前11時。秋晴れ、観戦日和のヨドコウ桜スタジアムにはすでにたくさんの両クラブのファン、サポーターが集まっている。いつもの大阪ダービーの風景。両クラブとも今季のタイトル獲得の可能性はなくなった。

れでも、いやそれだからこそこの試合に賭ける思いは強いはずである。
試合前、ゲストの公認セレ男ローランド様がイベントステージで、「(セレッソは)品のよい方の大阪」「(試合予想は)5-0。ボコボコにしてやりましょう」と煽る。_果たして

 ⚽スタメン

広島戦から継続して4-3-3システム。サプライズは7月大宮から加入した柴山のJ1初先発。香川のワンボランチは前節と同じだか、IHが上門、柴山では守備に不安がある。ある意味、超攻撃的な布陣である。セレッソは今季先制されると逆転できない。それであれば早い時間に先制して試合を有利にすすめようという思い切った戦法を採用してきた。

⚽前半1⚽セレッソの攻撃のかたち

セレッソの右サイド。柴山がハーフスペース、毎熊、クルークスといい距離感で三角形を作りボールを回し、この地点を制圧する。ガンバは1トップと中盤一枚でCBに制限をかけるかたちだが、そこまでプレッシャーがきつなく連動性もないのでヨニッチ、鳥海は自由にボールを運べる。

⚽前半9⚽セレッソ得点 得点者レオセアラ セレッソ大阪1-0ガンバ大阪


半9分、セレッソの狙い通りの得点。プレッシャーのかからない鳥海から中間ポジションにいたカピシャーバにパス。反転してガンバの選手を剥がしてラストパス。ボールはガンバのCBに当たるが、走り込んできたレオセアラの足元に。ファインゴール!
早い時間帯で先制できたことは大きかった。
前半はセレッソ優位のまま終了。
前半スタッツ(DAZN)であるがセレッソ:ガンバはシュート数(枠内)が8(4):1(0)、支配率が55%:45%であった。ほぼセレッソのピンチのシーンはなかった。ダービー特有のヒリヒリする感じがないので、拍子抜け。注目の柴山はよい動きでセレッソを応援する者の心を掴んでいる。何もかもがセレッソに傾いた前半だった。逆に後半早くにもう1点とっておかないと何があるかわからないと心配になる。ガンバもこのままでは終われないだろう。

 ⚽後半開始 ガンバの選手交代

前半劣勢だったガンバは予想通り、後半開始から前線の石毛→塚元、中盤のネタラヴィ→ダワンに二枚を代えてきた。

 ⚽後半50分 ガンバの攻撃のかたち

半開始から5分ぐらいあたりから、ガンバがボールを保持し、前進。中盤に底にポジションを移した山本が降りてきてボールを持ち、両SBも高い位置をとれるようになる。セレッソは時間の経過とともに厳しいプレスが難しくなってきた。ここからの小菊監督の采配が試される。
71分 柴山に代えて奥埜。4-4-2の香川とのツーボランチに変更。
75分、カピシャーバが負傷したことにより、進藤を投入。5-4-1の5バック化で逃げ切りを図る。試合は結局、虎の子の1点をセレッソが守り切り、ウノゼロで勝利した。
大型モニター スクリーンには香川選手、自筆のOsaka is Cerezoの文字が映し出された。
【雑  感】

・後半アディショナルタイムのジェバリ選手のシュートはヒヤッとしたが、キムジンヒョン選手、横っ飛びで防いだ。
最終的なゲームスタッツ(DAZN)、セレッソ:ガンバはシュート数(枠内)が12(5):6(3)、支配率が45%:55%。前半と比較すると後半、ガンバが選手交代で盛り返していたことがわかる。ただし、支配率の割にはシュート数が伸びておらず、その部分でセレッソとしては助かった面はある。
・注目の柴山は71分までプレイ。桜のメッシは来シーズンに期待を持たせるパフォーマンスだった。

2023年10月28日(土)2023年明治安田生命J1リーグ第31節
セレッソ大阪1-0ガンバ大阪
 @ヨドコウ桜スタジアム 天候:晴れ 14:03 KO 観客21,665

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