初めて尹晶煥(ユン ジョンファン)監督の肉声を聞いたのは2月2日のサポーターズコンベンションのことである
それまで早朝からの三部練などキャンプの様子が伝わりどれだけ強面の人なのだろうと興味があった
思ったより小柄なユン監督は落ち着いた口調でゆっくりとそれでも能弁に「グランドでは選手は必死で走ること」を約束した
心の奥底には煮えたぎるようなサッカーに対する情熱がありながら決して表面には出さない
完璧に感情をコントロールしてチームをマネジメントしていく
理性で覆われた思考回路は選手の特性を見抜き、時には大胆に転換配置を促す
楽観的な判断を好まず、選手起用や戦術は少しでも確率の高い方を選ぶ
それがいままで感じたユン監督の印象だ
横浜Fマリノス戦はユン監督にとって、してやったりの試合となった
前半はお互い探り合いの展開
後半早々、横浜が仕掛けてきて危ない場面もあったがスーパージンヒョン発動でなんとか耐えた
すると「持っている男」木本選手がフリーキックのこぼれ球を
1-0
更に途中交代で入った丸岡選手がドリブルでペナルティエリアに侵入し相手の反則を誘発
ペナルティキックを柿谷選手がきっちり決めて
2-0
あとはFW山村選手をディフェンスラインに下げて
逃げ切るのみ
考えてみれば普通、FWを減らしてDFを増やすためには交代カード一枚使わないといけないが山村選手の場合、そのまま持ち場を変えるだけなので効率的である
松田選手や関口選手が横浜Fマリノスのストロングポイントである斎藤学選手を
ほぼパーフェクトに抑えて勝利した
これで前節に続いて連勝
第5節を終わって2勝2分1敗は昇格組としては上出来ではないだろうか
次節はアウェイ鹿島戦
そしてその次はいよいよ大阪ダービー ホームでガンバ大阪戦
清武選手の負傷など不安材料も
あるが
ユン監督がどんな手を打ってこの強豪に立ち向かうのかますます楽しみになってきた
2017年J1第5節 平成29年4月1日(土) @キンチョウスタジアム 天候曇り 15:00KO

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