2023Season Episode23 雨合羽 京都サンガ戦

 

りの日曜日。このところ試合当日に天気が悪いことが多い。一週間毎に天気が悪循環に陥ることは往々にしてある。まさにこの日も試合開始ぐらいの時間から雨が降ってくるという予報。それなのにあろうことか、セレッソの雨合羽を忘れてしまった。

座席は9列目。スタジアムを見上げると屋根が丁度かかっているか、いないかの微妙な位置。なんとか天気がもってくれないかと思ったが、やはり雨がパラつきだした。周りの人たちもピンク色、紫色の雨合羽を羽織りだす。そらそうやな。一体型のスタジアムでも前方の席は雨にかかってしまうので、雨合羽を忘れるというのは痛恨のミス。まだ試合開始まで1時間弱ある。雨は小ぶりであるが、濡れることが気になると試合に集中できない。豊岡駅まで戻って、セブンイレブンで白透明な雨合羽を購入。800円也。勿体ないが自分が悪いので仕方ない。再入場して準備完了。

⚽スタメン


Jリーグ第13節、アウェイ京都サンガ戦。今季、京都とはすでにルヴァン杯グループステージで二度対戦しており、どちらも負けている。リベンジのためにもリーグ戦では必ず勝たなければならない。

スタメンは前節より松田、ヨニッチ、原川が外れ、進藤、クルークス、加藤が入る。進藤は初スタメン、クルークスは第3節浦和戦以降のスタメン獲得。システムは4-4-2に変更。試合後の小菊監督インタビューを読むと試合ギリギリまでヨニッチの出場を模索したが、本人からの申し出により断念。前節鹿島戦翌日の神戸とのトレーニングマッチで出来がよかった3選手を抜擢するが、彼らがやりやすいようにシステムを変更したとのこと。

京都のシステムは4-3-3なので中盤のかみ合わせでギャップが出来るが、どちらが上手くギャップを使って試合をコントロール出来るかが鍵となる。

また、ルヴァン杯アウェイ戦では、試合開始早々からパワーをかけて前からのプレスに来、早々に失点してしまった。試合の入りも注意したいが果たして_。

前半3分⚽京都の攻撃、セレッソの守備


京都のスローインからの攻撃。豊川が深いところまで入ってセレッソの守備陣を押し下げる。福岡、山崎がバイタルに入ってきてシュートチャンスを狙う。セレッソの守備網はボールサイドに圧縮して中盤と最終の2ラインを狭める。2トップの一角である加藤まで戻ってきてプレスバック。

前半22分⚽京都の攻撃

京都川崎がセレッソの2トップと中盤ラインの間に入りCBからの門を通すパスを受ける。前を向いてハーフスペースの豊川にパス。豊川が幅をとっている白井にパス。白井が少し持ち出してからセンタリング。この時、京都は4枚がペナルティエリアに侵入。福岡は中盤を自在に動いてフリーでボールを受けるのが厄介。

前半26分⚽セレッソ得点 得点者オウンゴール 京都サンガ0-1セレッソ大阪


4-4-2で守備をするセレッソに対してデザインされた立ち位置で攻撃を組み立てセレッソ陣に迫っていた京都だったが、セレッソはスローインから一瞬のスキをつく。加藤が京都陣に侵入し、ドリブルの仕掛から低いクロス。奥埜と京都CBに当たる。最後はGKの頭部に当たってオウンゴール。セレッソにとってはラッキーなゴールだったがこういう局面で必ずゴール前に詰めているのが奥埜。
前半はこのまま終了。スタッツはシュート数(枠内)はセレッソ3(2):京都5(4)、支配率は同41%:59%。試合をコントロールしてたくさんシュートを打っていたのは京都だった。
そして後半、京都は選手を松田→谷内田、木下→一美と2枚代えてきた。前半悪くなかったと思ったが、さらに攻撃にパワーをかけるために早めの交代。
後半54分⚽京都の攻撃

真ん中を締めて守備ブロックを敷くセレッソに対して、京都は川崎、福岡がバイタルに侵入し縦パスを入れてくる。このシーンは福岡から豊川にパスが出、振り向きざまにシュート。一美、山崎が詰めていれば可能性を感じる。セレッソは守備一辺倒になっており、厳しい。
セレッソは後半78分から加藤に代えて西尾を投入。パワープレイ気味に長いボールを放り込んでくる京都に対して5-4-1で逃げ切りを図る。
結局、粘り強い守備をしたセレッソがオウンゴールの一点を守り切り、0-1で勝利した。
【雑  感】
・試合全体のスタッツはシュート数(枠内)はセレッソ8(6):京都13(9)、支配率は同43%:57%。京都が上回った。特に古巣対戦の豊川選手は積極的にミドルシュートを打っていたので、そのうち一本でも決まれば試合はわからなくなった。敵にすると嫌な選手であった。
・セレッソは京都のハイプレス回避のためにキムジンヒョン選手からロングフィードを徹底していた。メンバーとシステムが変わるなかで、割り切った戦い方をしている印象。それでも試合後の香川選手が話した通り、後半もう少し攻める時間を作らないとこれだけ守る時間が長くなると厳しい。
・第9節の柏戦もそうだったが内容が悪くても結果的に勝てたことは大きい。勝ったり、負けたりを繰り返している今季だが、次節からリーグ戦は15位湘南、17位横浜FCと下位チームとの対戦となるので取りこぼすことなく連勝したい。

2023年5月14日(日)2023年明治安田生命J1リーグ第13節
京都サンガ0-1セレッソ大阪
 @サンガスタジアム 天候:雨のち曇 13:34 KO 観客12,917

↓ ↓ ↓  公式記録はこちら

↓ ↓ ↓  ダイジェストはこちら

↓↓↓  Backstage Passはこちら


↓↓↓よろしければクリックをお願いします、励みになります

土曜日はスタヂアムで - にほんブログ村

コメント