試合の印象 愛媛FC戦にて #愛媛FC 

なんとかサッカーの試合について理解を深めようと巷にあふれているサッカー本を読み漁っている。
そんななか「サッカープロフェッショナル超分析術/林雅人監修・川本梅花著(KANZEN)」という本に出会った。この本は知りたいことをほぼ網羅している内容になっていた。この本によるとサッカーの試合の理解を深めるためのメソッドとして
①まず、試合前に味方(セレッソ大阪)の陣形と相手チームの陣形を組み合わせたマッチアップ表をつくる。
②その際には味方が攻めている時(相手チームが守っている時)と味方が守っている時(相手が攻めている時)の二つのパターンをつくる。
③そして数的優位の地点と数的不利の地点をチェックしておいてその場合、それぞれチームはそこをどう対処するかを予想する。
④実際の試合をみて自分の予想が当たっているか確認するということだったので早速昨日の愛媛FC戦の試合でやってみた。
確かにこうやって予め準備してみてみると少し試合をみる視点がわかったような気がした。
具体的にいうと今まであまり確認できなかった山口蛍選手の位置と山口選手にチェックにくる相手選手が誰なのかとか、相手がCBがボールを持ってビルドアップする時、セレッソCFはチェックにいっているかとかそんなところが少しずつ見れるようになった。
しかし、セレッソの選手については動きが確認できたとしても相手チームの選手は名前と背番号も一致しないしどういう動きをするのか知らないため、なかなかそこまで動きを追いきることはできなかった。

昨日の試合でいうと前半はほぼボールを支配し、得点をあげ、思うように試合を進められていたのに後半はなぜか押し込まれることが多く、危ない場面もあり、またいつものパターン?かと冷や冷やしたが、
何故、そうなったのかは判らなかった。そして危ない危ないと思っていても後で公式記録をみれば愛媛が放ったシュートは3本でデータ上からは押し込まれていてもシュートは打たせていなかったということなので随分、観戦時の印象とは違っていることがわかった。
さらに試合後のネット上の掲示板やブログでいろいろな人の試合の印象を読んでみると「駄目、全く改善がない」という批判的なコメントから「良かった、希望が見えた」というコメントまで様々な反応であった。
それぞれの人がそれぞれ地点から(あるいはTVを通して)見て印象に残ったプレーやまたその人が注目する選手やポイント、さらに自分の好きなサッカースタイル(過去のセレッソ大阪のスタイル含む)との乖離などから試合の印象が変わってくるのだろうか。
知れば知るほど奥行きの深いものであるが、自分は自分なりのスタイルでその試合の評価ができるようになれればと思っている。
そうやって見るとサッカーを90分見ているのは実に疲れるのである。

この記事とは関係ないがこの試合の前に愛媛サポーターから「拝啓セレッソ様 秋山大地選手をあと半年お願いします」という7月まで愛媛FCへレンタル移籍中の秋山選手の期限延長をお願いする弾幕が掲げられ「お願いします」と唱和されていた。
J2ならではのなかなかほっこりする話であり、好きな話である。
 

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