行動経済学的サポーター概論

11月23日の東京ヴェルディ戦を前にLOBBYポイントを商品券に変えようと交換所テントの前に並んでいる時

スタジアム前で配られていた日刊スポーツ 号外を手に並んでいた人が

「今シーズンこんな勝ってたんやな。勝った印象ないのになぁ」と話しているのを聞いた

そんなものかと思った
サポーター2年目の私の場合、今シーズンは去年に比べれてよく勝ったなぁと印象だった

(カッコJ2)が付くなのだが

この会話を聞いて思い出したのが

動経済学の基本理論の「損失回避の原則」

人間は同額の利益から得る満足より、損失から受ける苦痛の方がはるかに大きいらしい

この理論に拠れば、1勝の喜びより1敗の苦しみの方がはるかに大きいことになる

そこで今シーズンがJ2 各クラブのサポーターの満足度を勝ち点で評価してみると上位の勝ち点は

大宮86点 2位磐田82点 3位福岡82点 4位C大阪67点 5位愛媛65点 6位長崎60点....

仮に勝ち2試合=負け1試合が成り立つとすると全42試合を2勝1敗のペースでいかなければならず、28勝14敗相当となり、28勝×3=
勝ち点84でフィニッシュしなければならない

この勝ち点をクリアしているのは優勝した大宮ただ1クラブのみ

1年でJ1復帰した大宮サポーターは本当によいシーズンだったと感じていることだろう

そこまで基準を厳しくしなくて1勝1敗のペースをサポーター感情の損益分岐点とした場合、21勝21敗相当となり、21勝×3=勝ち点63となる
これだと5位愛媛までがまぁまぁよかったと思えるシーズンだったということになる

のは22クラブだから、これだと6位以下の17クラブが損失の苦しみの方が多かったことになる

つくづくサポーターとはなんとも割の合わないものだと思う

そして、運命のプレイオフがある
プレイオフで2勝したクラブはJ1に昇格できる

得の喜びは倍増、いや3倍増するに違いない

勿論、2015年最大の獲得の喜びを得るのはわがセレッソサポーターであることを願い、祈るのみである


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