2022Season Episode39 残念、戴冠ならず サンフレッチェ広島戦

 

高の一週間。ルヴァン杯決勝までワクワクが止まらない。

気を抜くと「カップをピンクの染めよう、Lalalala、俺達と共に獲おうぜ、Lalalala~」のチャントが脳内でリピートする。Twitterではセレッソにゆかりのある人からの応援メッセージ。クラブスタッフも頑張っている。

立競技場で行わるルヴァン杯決勝。相手は今シーズン、リーグ戦と天皇杯過去三回戦っていずれも苦杯を嘗めたサンフレッチェ広島。最高の舞台で最高の相手との戦い。素晴らしい戦いをし、最後に戴冠するのはセレッソ。そんな絵しか浮かばない。

池田愛恵里さんがいみじくも言った通り、ルヴァン杯決勝はお互いのホームが中立のスタジアムにそのまま移動してくるイメージ。

こんな雰囲気になるのはルヴァン杯決勝と天皇杯決勝のみ。やはり一番、盛り上がるのはルヴァン杯決勝。ある意味、日本プロサッカーの最高到達点。その雰囲気を味わえるのはファイナルリストのふたつのクラブとそれを応援するものだけ。

直、昨年はACLに出場したので予選リーグを出場しておらず、準々決勝からの出場だったので2017年ほどの思い入れはなかった。今回は予選リーグから出場。予選リーグでは鹿島ガンバと同組になり、厳しい組に入ったと思った。予選リーグを鹿島に次いでなんとか二位で通過し、その後は湘南川崎浦和を下して決勝戦。首の皮一枚で踏ん張った試合もあり、それでだけに決勝戦に賭ける想いも大きかった。
前8時の新大阪駅。いままで道中でこれだけ多くのセレッソのユニフォームを着た人たちをみたことはなかった。私が乗った車両にはジャックされたんじゃないかというぐらい、前も後ろも横もみなさん、セレッソのユニ姿であった。
川駅に到着し、山手線で代々木まで、そこから乗り換えて千駄ヶ谷駅に到着。
国立競技場はサッカー専用スタジアムではないけれど、見やすくて素晴らしいスタジアムであった。試合前にはゴール裏で選手、スタッフ全員で円陣を組んで結束高める。
勝戦に相応しい大会スポンサーの装飾。ゴール裏のコレオ。木村カエラさんの国歌斉唱。素晴らしい演出の数々_
いよいよ試合開始。
この一週間、ワクワクしてきたが、ここに結実する。が

_試合が終わった。表彰式でうなだれる選手たちを呆然とみていた。
と数分耐えることが出来れば勝てたのだが、そうはいかないのがサッカーで、残念としか言いようがなかった。

それでも、今シーズンはここまで様々なドラマをみせてくれた。なにより国立競技場に連れていってくれた小菊監督と選手、スタッフの皆さんに感謝しかない。

小菊監督が作ったスカッドと戦術は過去みてきたセレッソのなかでも一、二を争う素晴らしいものだった。今シーズン加入した山中をはじめ上門、毎熊、中原、パトリッキそれに鈴木徳真が活躍した。二年目の加藤、鳥海、為田、タガートが成熟度を増し、チームを引っ張った。メンデス、ヨニッチが復帰した。浪花のワンダーボーイ、北野颯太が彗星のごとく現れ、ルヴァン杯のニューヒーロー賞を獲得した。出場機会が少なかったが、山下、清水といったベテラン勢がチームを後ろから支えた。なにより中盤は怪我人が多かったなか、おっくんこと奥埜は今年も獅子奮迅の働きだった。もちろん、ジンヒョン、陸は当たり前のようにいつもピッチにいた。

れだけにこのメンバーで喜びを分かち合いたいと心から願ったが叶わなかった。

今年はアウェイ京都戦、名古屋とのホーム最終戦の二試合を残すのみ。最後までこのメンバーの今シーズンの戦いを見届ける。

2022年10月22日(土)YBCルヴァンカップ 決勝 

サンフレッチェ広島2-1セレッソ大阪
 @国立競技場 天候:晴 13:11KO 観客39,608

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