2024Season Episode5 泣くなシバヤマ サガン鳥栖戦

 1リーグ第4節アウェイサガン鳥栖戦をDAZNで観戦。前節で初勝利したセレッソ。さらに勢いをつけるために今節もしっかり勝利を掴みたい。

⚽スタメン

前節より上門→レオセアラのCF1枚の交代。LW、RWは前節に引き続き為田、クルークスが入っている。鳥栖の先発には長年セレッソのLSBを務めた丸橋。本人には期するものがあるのではないだろうか。

⚽前半 嵌らないセレッソ

前節まで試合開始からボールを保持し圧倒した内容だったセレッソだったがこの試合は16分頃までは鳥栖が優勢に試合を進めた。前半の序盤はCFめがけてロングボールを蹴り込むか、鳥栖の左サイドからLSH横山のドリブルを仕掛けるためのボール回し。応対する毎熊はなかなかハーフレーンから上がっていけなった。ただ毎熊もバリバリの日本代表、最後はやらせない。

”毎熊選手「基本、ウイングがCBにジャンプ(プレス)する形でやってきたので、相手も対策してきたのかなと思います。サイドで起点を作られたので、おっくん(奥埜)とかとも話して、途中からはウィングが(CBに)そこまで行かず、インサイドハーフが出て行く形に変えました。そこからは少しハマるようになったかなと思います。もう少し早く変えられれば良かったと感じました」”

19分には鳥栖のカウンターを食らい、ゴールを割られたかと思ったが、オフサイド。これが決まっていれば、セレッソは苦しい展開になっていた。助かった。

⚽前半~16分 偽SB登里がマークされている

特にいままで攻撃で効いていた登里の偽SBはCFのプレスバックとトップ下、SHに管理されており、自由にボールを入れさせてもらえなかった。第4節ともなるとかなり相手の戦術に対する対策が進んでくる。結局、セレッソの長いボールで為田を走らせるしかない。

⚽前半36分 ようやく毎熊が攻撃参加

前半36分、鳥栖が4-4ー2のミドルブロックを組み、西尾がクルークスにフィード。ハーフレーンに上がった毎熊に横パスし、クルークスは奥をとる動き。毎熊はそちらをみせておいて中央のレオ セアラに強いパス。もはや、毎熊がセレッソの攻撃を組み立てている。

_前半はこのままスコアレスで終了。鳥栖のペースであったが、先制されなくてよかったという内容。

”小菊監督_なかなか前からのプレスがハマらなかったのですが、ハイプレスとコンパクト、4-3-3と4-5-1を使い分ける守備、本来なら4-3-3でいきたいところだったのですが、相手の圧を感じながらも、しっかりと4-5-1でコンパクトにしのげたことが大きかったと思います。選手全員が我慢強くやってくれたと思います」”

今シーズン一番、苦戦を強いられたが、後半最初から投入されたブエノの一発の技ありシュートで先制点をあげ、また、交代で入った柴山への完璧なスルーパスで追加点のアシストを記録、試合を優位に進めることとなる。

⚽後半48⚽セレッソ得点 得点者ブエノ サガン鳥栖0-1セレッソ大阪


⚽後半64⚽セレッソ得点 得点者柴山 サガン鳥栖0-2セレッソ大阪

この二つのゴールは美しすぎて何回でも見ていられる。ブエノに対する期待感がいやが上にも高まる1G1Aであった。柴山が1発レッドで退場した後は守備に徹したセレッソが0-2で逃げ切り連勝となった。

この試合でJ1初ゴールを決めた柴山選手であったが、相手選手へのチャージが危険と判断されて一発レッド。退場時には涙を流すシーンがあった。
SNSの反応は嘉人以来やなとか、泣くなシバヤマというものであった。セレッソファンは大久保嘉人という規格外の新人を経験しているために柴山選手にも気にせず頑張れとあたたかいものがほとんであった。免疫があるのである。小生はその時代を知らないので今、MCでニコニコしている大久保氏が新人時代には相手に挑発されてパチキをかましたということが信じられないのであるが_。
偉大なFWを思い出させた柴山選手には、もっとゴールを見せてくれと応援したい気持ちが湧いた。

2024年3月16日(土)2024年明治安田生命J1リーグ第4節
サガン鳥栖0-2セレッソ大阪
 @駅前不動産スタジアム 天候:曇のち晴 15:05 KO 観客9,345

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