2023Season Episode36 神セーブ、紙一重 名古屋グランパス戦

 

生活での環境の変化と夏バテで少し体調を崩したことでブログのアップが出来ていなかった。久しぶりの更新。苦手、名古屋に勝利した試合を頑張ってアップしようと気合が入る。J1リーグ第25節ホーム名古屋グランパス戦は雷雨の影響で試合開始が30分程度、遅れた。

 ⚽スタメン


タメンはLCBの鳥海選手がベンチ外となっており、進藤がつとめる。RCBはヨチッチ。当然、経験は申し分ないのだが、このところスタメンを外れることが目立ってきたヨニッチ。進藤との連携面でも若干、心配であった。早速開始2分、早くも心配が現実となる。名古屋の攻撃。LCBのロングフィードを永井が収め、前進。ペナルティエリア内でのクロスにRWBの野上が合わせてセレッソのゴールを揺らした。「あぁ」と思ったが、ここはVARでオフサイドの判定。助かった。

⚽前半5⚽名古屋の攻撃のかたち

名古屋の中盤がボールを持つとユンカー、永井がセレッソのディフェンス陣の前にポジショニングする。セレッソの4バックが両FWを警戒して横幅をコンパクトにするので、反対サイドのWBが大外から裏を狙う動きをする。最後はクロスで折り返し、反対サイドのWBが仕留めるというかたち。3-4ー2-1の優位性を十分に活かした攻撃をデザイン。

⚽前半9⚽セレッソ得点 得点者上門 セレッソ大阪1-0名古屋グランパス


先制はセレッソ。毎熊がディフェンスラインの右裏を狙い、そこにレオセアラが走り込み、ワンタッチクロスに上門が合わせた。しかし喜んでいたものも束の間。次のプレイで同点にされる。先に書いたLWB森下が走り込んでクロスに合わせる。簡単に同点にされた。神戸の時と一緒やん。と頭によぎる。前半は1-1で終了。

前半スタッツ(DAZN)であるがセレッソ:名古屋はシュート数(枠内)が6(5):4(2)、支配率が59%:41%。感覚より実際にはセレッソがコントロールしている展開であった。特に支配率は五分五分ぐらいに感じたが、セレッソが6割を支配。そして勝負の後半。お互いに攻め合う中、61分、名古屋にニアゾーンをとられて折り返される。ヘディングシュートを打たれるが、ヤンハンビンが冷静にキャッチ。

続く67分、名古屋は交代で入った和泉、前田のパス交換から和泉のシュートをヤンハンビンが横っ飛び。右手で弾く。この二つのセーブがなければ、後半押し気味に進めていた名古屋に流れが傾いていたはずだ。

その直後、セレッソは名古屋の一瞬のスキを突く。

⚽前半71⚽セレッソ得点 得点者上門 セレッソ大阪2-1名古屋グランパス


スローインからパスを繋いで喜田から上門に差し込む。反転して食いついた名古屋CBを剥がしてそのまま、左足一閃。上門、いままでのうっ憤を晴らすかのようなドッペルパック。その後、互いに選手交代をしながら向かえた80分。名古屋森島の強烈なミドルシュートをヤンハンビンが止める。この試合、三回あった神セーブだが、勝敗の分かれ目となった。

⚽前半88⚽セレッソ得点 得点者北野 セレッソ大阪3-1名古屋グランパス

交代で入った渡邉が仕掛けて北野のパス。とどめの一撃が決まった。このままリーグ戦3位の名古屋に3-1で勝利。

【雑  感】

・最終的なゲームスタッツ(DAZN)、セレッソ:名古屋はシュート数(枠内)が10(7):8(5)、支配率が52%:48%。前半と比較すると後半はかなり名古屋が押し込んでいたごとがわかる。

・この試合のMVPは2得点の上門選手。しかし勝ちにつながった三つの神セーブをしたヤンハンビン選手が裏MVP。キムジンヒョン選手も全体練習に復帰していると聞く。ハイレベルなレギュラー争いが残り9試合で始まる。

・最初に書いたようにこの日のCBコンビはヨニッチ選手、進藤選手。最初はふわったとした感じがあったが、失点したあたりから修正。進藤選手は器用で修正能力の高い選手であることを改めて示した。

・シーズン当初は試合終盤での失点が多かったセレッソだが、最近では逃げ切るために5バックへのシステム変更を重用。シーズンもここまで進んで交代選手に落とし込まれており、成功している感。

2023年8月26日(土)2023年明治安田生命J1リーグ第25節
セレッソ大阪3-1名古屋グランパス
 @ヨドコウ桜スタジアム 天候:曇 19:33 KO 観客18,935

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