2024Season Episode8 桜壁(ohheki)を築け アルビレックス新潟戦

 前節より中3日で向かえるJ1リーグ第7節アウェイアルビレックス新潟戦。昨季は1分1敗、過去の対戦成績も五分五分。相性のいい相手とは言えない。創立30thイヤーの今季、リーグ優勝を目標に掲げるセレッソ。前節のBackstage Passでは小菊監督が優勝ラインの勝ち点を試合数×2と話しているシーンがあった。アウェイ2連戦の今節はこのラインをキープするためにも勝ち切りたい。

⚽スタメン


前節より西尾→鳥海、ブエノ→北野、クルークス→ルーカスと3枚代えている。また、控えにはハブナーが入り、出場すればJリーグに出場した初めてのインドネシア国籍の選手ということになる。

この試合はボールを保持したい新潟に対するセレッソの守備がポイントとなった。

試合後の小菊監督のコメント
”その素晴らしい相手に対して、交代選手を含めて全員が愚直に守備をし続けられるかどうか。そこが大きなポイントだったのですが、ハイプレス、ミドルプレス、リトリートと、全員がハードワークしたその結晶が今日のクリーンシートにつながったと思いますし、勝利につながったと思います。”
”新潟を分析して、どのように前進してくるか、どのような特長があるのか。そこを共有しながら、[4-4-2]で嵌めにいく形と、[4-3-3]であったり[4-5-1]で守る準備はしてきました。”

⚽前半2分 新潟のビルドアップ


新潟のビルドアップ。特徴的なのは両CBがペナルティエリアの幅ぐらい開く。これにより、セレッソの前3枚のプレスがしづらくなり、また、2枚のVOとの間にスペースが出来る。簡単にVOまでパスを通すことができる。中盤で前を向ければセレッソCBの背後のスペースを狙う。特に新潟の右サイドにロングボールを出す場面が多かった。

⚽前半17分 セレッソのハイプレス

新潟の自陣からのビルドアップにセレッソが人数を合わせてハイプレスで嵌めに来たシーン。新潟のバックパスがずれてボールを奪取し、チャンスを向かえる。

前半はお互いに得点することができず0-0。決定的なチャンスもなかった。_そして勝負の後半開始。

⚽後半51分 セレッソの戻りが速い


後半開始早々のネガトラ時。セレッソの右サイドに出されたボールに対して毎熊は勿論のこと、ルーカスが素早い戻り。二人でボールフォルダーを挟み撃ちにする。中のラインも綺麗に整っている。一方、新潟はCF一枚。

⚽後半69⚽セレッソ得点 得点者レオセアラ 新潟0-1セレッソ大阪


後半61分にカピシャーバに代えて山田、北野に代えて柴山を投入。その後、柴山がフリーで左右に動き、攻撃のリズムが出来る。得点シーンも柴山、毎熊、ルーカスがサイクルを作ってポケットを攻略。侵入した毎熊の優しいクロスに最後はレオセアラのヘッドで7試合連続先制。


その後は小菊監督の言葉通り、4-4-2、4-5-1のブロック。試合最終盤の87分にはハブナーを投入し、5-4-1の鉄壁の守備で逃げ切った。


2024年4月7日(日)2024年明治安田生命J1リーグ第7節
アルビレックス新潟0-1セレッソ大阪
 @デンカビックスワンスタジアム 天候:晴 14:03 KO 観客:19,833

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