2021Season Episode5  及第点 サガン鳥栖戦

 

合終了のホイッスルが鳴った瞬間、瀬古選手、西尾選手と共に西川選手はしゃがみ込んだ

それだけこの試合がきつい試合だったのだ

J1リーグ第7節、ホームで3位サガン鳥栖戦

鳥栖戦はいつも苦戦

の試合まで過去のJ1での対戦成績は6勝6敗2分と全くの五分
打ち合いでもロースコアでも
接戦での決着、毎年セレッソにとって嫌なチームを作ってくる印象。未だ無失点の今年のチームも昨年から大幅にメンバーが変わったらしいが、この時期にかなりの完成度のチーム

ウンスリーでスリーバックを形成し、両SBを前に押し出して広くサイドに張り出し、5レーンに選手を配置してボールを保持しセレッソを攻め立てた。セレッソは大久保、豊川のFW陣で真ん中を締めて、容易にプレスせず、ピッチの中間位置でタイトな4-4-2のブロックを作って対抗、前半は膠着状態で互いに無得点

元選手が怪我で離脱する中、右SHには西川潤選手が初先発。与えられたチャンスをどう活かすのか注目した。西川選手は前進してくる相手の左SBの応対に苦労するものの19分には鋭いドリブルで突破し、そのままシュート。振りはおそろしく早く、そのワンプレイで才能の一端をみせた
KやCKを任され、試合開始直後3分に大久保選手のヘッドがオフサイドとなったがFKではきわどいボールを蹴っていた
前半途中、相手選手と交錯し負傷、その後、頭にバンテージを巻いて戦列復帰。試合最終盤にはそのバンテージを自ら外した
それを見て気持ちが伝わってきた

のバルセロナが狙っているという逸材としてセレッソに昨年入団、しかしブレイクした坂元選手の後塵を拝した。今シーズンもその序列は変わらなかったが、このチャンスを逃さないためにも、この試合で結果を出そうと必死だった_試合は後半開始早々
古選手のフィードを相手SBが頭で跳ね返す。それを拾った奥埜選手がワントラップ、ゴラッソが決まり、1-0で勝利
西川選手は及第点だと思ったが、坂元選手との序列を変えるまでには至らないとも感じた。試合終了後の西川選手の仕草からもやり切った充実感と共にもう少しやれたという悔しさも滲んでいた

合終了後、監督インタビューでサガン鳥栖の監督が、完敗ですと話していたことを後でDAZNで確認したが、全くそんな試合ではなかったことを先発したセレッソ若手三選手の試合直後の様子が雄弁に語ったのだった





2021年4月2日(金2021明治安田生命J1リーグ第7節 
セレッソ大阪1-0サガン鳥栖
 @ヤンマースタジアム長居 天候:曇19:03KO 観客7,014人


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