試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、瀬古選手、西尾選手と共に西川選手はしゃがみ込んだ
それだけこの試合がきつい試合だったのだ
J1リーグ第7節、ホームで3位サガン鳥栖戦
鳥栖戦はいつも苦戦
この試合まで過去のJ1での対戦成績は6勝6敗2分と全くの五分打ち合いでもロースコアでも接戦での決着、毎年セレッソにとって嫌なチームを作ってくる印象。未だ無失点の今年のチームも昨年から大幅にメンバーが変わったらしいが、この時期にかなりの完成度のチーム
ダウンスリーでスリーバックを形成し、両SBを前に押し出して広くサイドに張り出し、5レーンに選手を配置してボールを保持しセレッソを攻め立てた。セレッソは大久保、豊川のFW陣で真ん中を締めて、容易にプレスせず、ピッチの中間位置でタイトな4-4-2のブロックを作って対抗、前半は膠着状態で互いに無得点
坂元選手が怪我で離脱する中、右SHには西川潤選手が初先発。与えられたチャンスをどう活かすのか注目した。西川選手は前進してくる相手の左SBの応対に苦労するものの19分には鋭いドリブルで突破し、そのままシュート。振りはおそろしく早く、そのワンプレイで才能の一端をみせた
前半途中、相手選手と交錯し負傷、その後、頭にバンテージを巻いて戦列復帰。試合最終盤にはそのバンテージを自ら外した
それを見て気持ちが伝わってきた
西川選手は及第点だと思ったが、坂元選手との序列を変えるまでには至らないとも感じた。試合終了後の西川選手の仕草からもやり切った充実感と共にもう少しやれたという悔しさも滲んでいた
2021年4月2日(金)2021明治安田生命J1リーグ第7節
セレッソ大阪1-0サガン鳥栖
@ヤンマースタジアム長居 天候:曇19:03KO 観客7,014人
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